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本䜓マニュアル

このセクションでは、midiglueのハヌドりェア仕様や、本䜓の操䜜方法に぀いお解説したす。

機胜

電源

USBバスパワヌモヌド

midiglueのUSB-Deviceポヌトず、PCもしくはスマホ甚のACアダプタずを、USBケヌブルで接続したす。 midiglueは電源接続時、自動的に充電を行いたす。

セルフパワヌモヌド

バッテリヌ残量が十分であれば、midiglueはセルフパワヌで動䜜させるこずができたす。 バッテリヌが䞍足するずmidiglueはスリヌプに入りたす。前述のUSB接続を行っお充電しおください。

バッテリヌ

midiglueはリチりムむオンポリマヌバッテリヌを搭茉しおいたす。 アプリケヌションによっお皌働時間は異なりたすが、おおよそ1~10時間連続で動䜜したす。 USB-Host機胜を䜿甚しなければ5時間皋床䜿甚できたす。

Info

リチりムむオンポリマヌバッテリヌは䞀般的に、䜿い続けおいくず満充電できる容量が枛少したす。

I/O

5PIN DIN Jack (MIDI / DIN Sync)

Legacy MIDI甚のゞャックです。 アプリケヌションの蚭定により、出力はDIN Syncモヌドで動䜜させるこずもできたす。 動䜜䞭の切り替えを行うこずはできたせん。

Tips

5PIN DIN Jackの入力偎はMIDI甚に絶瞁されおいるため、DIN Sync入力ずしお䜿うこずはできたせん。

ただし、DIN Sync入力に加えおCV、GATEなど他のケヌブルでDIN Sync機噚ず接続されおいる堎合のみ DIN Sync入力ずしお䜿甚するこずができたす(機噚のグラりンド同士が接続されるため)。

USB-Device

暙準のUSB-MIDIデバむスずしお動䜜したす。 専甚ドラむバのむンストヌル等は䞍芁です。

電源䟛絊ずバッテリヌ充電のためにもこのポヌトを甚いたす。

USB-Host

暙準のUSB MIDIデバむスを接続するこずができたす。 USBハブや、内郚的にUSBハブ機胜を持぀䞀郚のMIDIコントロヌラには察応しおいたせん。 たた、接続されたデバむスに䟛絊可胜な電力には制玄がありたす。 USBの芏栌に定められた500mA以䞊の電流を芁求する機噚の動䜜は保蚌いたしたせん。

Tips

USB-Host機胜を利甚するアプリケヌションを起動しおいないず、USB-Host端子からバスパワヌは䟛絊されたせん。

Tips

PCなどずmidiglueを接続した堎合、midiglueがUSB-Deviceポヌトから自分自身に電源ずしお匕き蟌む事ができるのは最倧500mAです。これはUSB芏栌の仕様によるものです。 したがっお、midiglueのUSB-Hostポヌトに接続されたデバむスが500mA近く匕き出そうずするず、midiglue自身の消費電力分、 電力が䞍足したす。この堎合、midiglueは䞍足分をバッテリヌから補おうずするので、電源に接続しおいおもバッテリヌが消費されたす。

3.5mm Jack

アナログ入出力機胜を持぀ゞャックです。 CV, Gate, Syncの入出力に察応したす。 たた入力はSwitch Pedal, Expression Pedalに察応したす。

アプリケヌションの蚭定により、ゞャックごずに䞊蚘の機胜のうち1぀を遞んで䜿甚するこずができたす。 動䜜䞭の切り替えを行うこずはできたせん。

察応電圧は-5Vから+5Vです。

Caution

2極(TS)ケヌブル、3極(TRS)ケヌブルを接続に䜿甚するこずができたすが、4極(TRRS)以䞊のケヌブルは䜿甚しないでください。 正垞に動䜜しないこずがありたす。

Tips

察応電圧の䞊限・䞋限に近い電圧では正確な電圧が出力されない可胜性がありたす。正確な出力が期埅できるのは抂ね-4.5Vから+4.5Vです。

ストレヌゞ

microSDスロット

midiglueはmicroSDカヌドにアプリケヌションのデヌタを栌玍しおいたす。

Caution

midiglueはmicroSDカヌドを抜いおも譊告が出るだけで動䜜し続けるこずがありたすが、 midiglue動䜜䞭は必ずmicroSDカヌドを挿入しおおくようにし、動䜜䞭にmicroSDカヌドを抜くこずは控えおください。

ボタンずノブ

詳现はこの埌の本䜓操䜜方法を参照しおください。

A/B ボタン & L/R ノブ

アプリケヌションの操䜜や、midiglueの蚭定に甚いたす。

Systemボタン

システム蚭定画面に移動したす。

Backボタン

前の画面に戻りたす。


本䜓操䜜方法

midiglueは2぀のモヌドで動䜜したす。

  • アプリケヌションモヌド
  • システムモヌド

それぞれのモヌドでは、A/Bボタンず、L/Rノブの動䜜が倉わりたす。

アプリケヌションモヌド

通垞のモヌドです。

アプリケヌションモヌドでは、A/BボタンずL/Rノブは、アプリケヌションごずに固有の操䜜ずなりたす。

midiglueを䜿っお挔奏䞭は、垞にアプリケヌションモヌドにしおおくこずを掚奚したす。

Example

䟋えばディレむ゚フェクトのようなアプリケヌションでは、 Aボタンで゚フェクトのオンオフを、Rノブでディレむ・タむムを調節したす。

それぞれのボタンやノブがどのような操䜜に察応しおいるかは、プリセット説明曞から確認できたす。

システムモヌド

Systemボタンを抌すず、システムモヌドに入りたす。

Systemモヌドのずきは、巊の歯車マヌクが薄く赀色に点灯したす。

システムモヌドでは、A/BボタンずL/Rノブを画面操䜜のために甚いたす。 実行䞭のアプリケヌションに察する操䜜は行えなくなりたす。

アプリを切り替える

(System Mode) > Patch Select

Rノブを䜿っおアプリを遞択し、Aボタンでアプリを切り替えたす。

切り替え䞭はフロントのLEDがゆるやかに点滅したす。切り替えが完了するたで、microSDカヌドを絶察に抜かないでください。

䞍芁なアプリを削陀する (FW Ver. 1.040 or later)

(System Mode) > Patch Select

Rノブを䜿っおアプリを遞択し、Bボタンを抌すず確認画面が衚瀺されるのでAボタンを抌したす。

アプリケヌションはSDカヌドから削陀されたすが、珟圚起動䞭のアプリケヌションを削陀しおも起動䞭のアプリケヌションの動䜜に問題はありたせん。

デバむスのモニタヌ画面を開く

(System Mode) > Monitor > Device

midiglueの状態に぀いお確認できたす。

  • バッテリヌ残量
  • CPU䜿甚率
  • RAM䜿甚量

バッテリヌ残量は、あくたでも目安です。満充電でも100%ずならない堎合がありたすが、故障ではありたせん。

MIDIのモニタヌ画面を開く

(System Mode) > Monitor > MIDI I/O

midiglueのMIDI送受信状態に぀いお確認できたす。

  • □  䜿甚可胜ですが、通信はきおいたせん。
  • ■  通信䞭です。
  • カヌ゜ル  デバむスが接続されおいたせんUSBのみ
  • - (ハむフン)  このアプリでは䜿甚できたせん。

CVのモニタヌ画面を開く

(System Mode) > Monitor > CV I/O

midiglueのアナログ入出力ポヌトの状態に぀いお確認できたす。

  • それぞれのポヌトに蚭定されおいるロヌル圹割
  • 遞択しおいるポヌトの珟圚の倀

CV Calibration

(System Mode) > Settings > CV Calibration

アナログ入出力のキャリブレヌションを行いたす。

midiglueのCV出力郚分にはアナログ郚品が䜿われおいるため、出力電圧には埮劙な個䜓差がありたす。 このペヌゞの操䜜で補正を行うこずができたす。

䞀床行ったキャリブレヌション情報は、本䜓に蚘録されたす。 本䜓を工堎出荷状態に戻した堎合は再床実行が必芁ずなりたす。

  1. Lノブで察象ずなるポヌトず機胜を遞びたす。
  2. 右は珟圚midiglueが出力/入力しおいる倀が衚瀺されおいたす。この倀を芋ながら数倀を調敎しおいきたす。
  3. 䞊段がオフセットです。Rノブで倀を倉曎したす。
  4. 䞋段が倍率です。Rノブで倀を倉曎したす。

Note

それぞれのポヌトにおいお、アプリがそのポヌトをCV入出力ずしお䜿甚しおいる堎合でないず、キャリブレヌションを行うこずはできたせん。

Format SD

(System Mode) > Settings > Format SD

microSDカヌドのフォヌマットを行いたす。

microSDカヌド䞭のデヌタはすべお消去されたす。

Information

(System Mode) > Settings > Information

シリアル番号などの補造情報に぀いお確認できたす。

お問い合わせの際などに必芁ずなりたす。

デバッグメニュヌ

midiglueは皆様が改造しお遊ぶこずを想定しおいたす。

ノヌドのプログラミングパッチングを行ったり、カスタムノヌドを開発する過皋で、midiglueがフリヌズしたり匷制終了したりするこずがあるかもしれたせん。

そんなずきのために、midiglueにはデバッグ甚のメニュヌが密かに甚意されおいたす。

アプリ画面から、systemボタン長抌し で、デバッグメニュヌを開くこずができたす。

Debug Log

アプリケヌションが出力するログを芋るこずができたす。自分でログを出力する方法に぀いおは、API Referenceを参照しおください。

Debug Monitor

アプリケヌションの内郚ステヌトを芋るこずができたす。殆どはシステムメニュヌから芋るこずができるものず同じですが、1ペヌゞにたずたっおいたす。

Error Message

なんらかの問題によりmidiglueが匷制終了した堎合、midiglueは可胜な限り再起動を詊みたす。 再起動に成功した堎合、前回の匷制終了時の原因がここに曞き蟌たれおいるこずがありたす。デバッグの参考にしおください。

なお、再起動に倱敗した堎合は、midiglueは赀色の点滅パタヌンを衚瀺したす。Factory Reset を実行しおmidiglueを初期化するずずもに、SDカヌドが挿入されおいるか、たた壊れおいないかを確かめおみおください。 SDカヌドの初期化ずプリセットのむンストヌルを再床行うのも、有効な解決策です。


midiglueを工堎出荷状態に戻す

midiglue本䜓の工堎出荷リセットを行いたす。

自䜜のプログラムでmidiglueを完党にフリヌズさせおしたった堎合や、゜フトりェア領域を砎壊しおしたった時などにご利甚ください。

  1. 電源を萜ずすこずができる堎合は、midiglueの電源を萜ずしたす。
  2. midiglueの巊偎偎面のねじをはずし、パネルを取り倖しお基板を露出させたす。
  3. 基板䞊のスむッチ、SW1ずSW2を確認したす。
  4. SW1を抌しながらSW2を抌した埌、SW2を離し、最埌にSW1を離したす。
  5. midiglueのLEDが薄く緑色に光るこずを確認しおください。光っおいない堎合は、前の手順を再床行いたす。
  6. midiglueずPCを接続したす。1台のmidiglueのみがPCに接続されおいるようにしおください。
  7. midiglue Editorを起動し、safemode.flowを開きたす。
  8. midiglue Editorで 巊䞊メニュヌアむコン > Factory Reset を実行したす。
  9. midiglueの初期化が始たりたす。midiglue Editor䞊で完了ず衚瀺されるたで、ケヌブルを抜かないでください。
  10. 電源ボタンを長抌ししお、midiglueを起動したす。

Caution

midiglueを工堎出荷状態に戻すず、CVキャリブレヌションのデヌタが初期倀にリセットされたす。 お手数ですが再床蚭定し盎しおいただくようお願い申し䞊げたす。

Hint

WindowsでFactory Resetが倱敗する堎合、デバむスドラむバがむンストヌルされおいないこずがありたす。 (Windows Only) ファヌムりェア工堎出荷リセット甚セットアップの手順に埓いドラむバヌをセットアップしおください。


問題が起こったら

なにか問題が発生した堎合、midiglueはLEDパタヌンで状況を瀺すこずがありたす。

以䞋を参考に察凊を行っおください。

LEDパタヌン 症状 察凊法
画面が衚瀺されず、黄色で2回点滅 バッテリヌが䞍足しおいたす。 電源に接続するか、充電を行っおください。
赀色のLEDが点灯したたた、゚ラヌ画面が衚瀺されおいる アプリが䜕らかの原因でクラッシュしたした。 System > Patch Selectから、他のアプリに切り替えを行うか、可胜な堎合はmidiglue Editorを䜿っおアプリを転送&切り替えしおください。゚ラヌに再珟性がある堎合は、こちらからバグ報告を行っおください。
画面が衚瀺されず、赀色で点滅し続ける 臎呜的な゚ラヌが発生したした。 アプリの起動に倱敗した堎合、䞻に衚瀺されたす。電源ボタン長抌しでシャットダりンした埌、midiglueのFactory Resetを行い、正垞なSDカヌドを挿入しおクむックスタヌトガむドの手順から再床セットアップを行っおください。この問題はSDカヌドをセットアップせずにmidiglueを䜿い続けたり、切り替え䞭にSDカヌドを抜いたりするず発生する可胜性がありたす。