クイックスタートガイド¶
midiglueのセットアップと使い方について学びましょう。
用意するもの¶
midiglue 本体¶
USB micro B ケーブル¶
このケーブルは、PC/Macから midiglue にアプリケーションのデータを転送したり、 midiglue の充電を行うのに必要です。
充電専用ケーブルではmidiglueとは通信できませんのでご注意ください。
ケーブルは製品に含まれておりませんので、事前にご用意下さい。
microSD カード¶
midiglueの動作には、microSDカードが必要です。
推奨するSDカードや相性問題については、こちらを御覧ください。
容量1G byte以上のmicroSD/microSDHCカードを推奨します。
microSDカードは製品に含まれておりませんので、事前にご用意下さい。
PC¶
midiglueはスタンドアロンで動作しますが、プリセットの書き込みや初回セットアップにはPCが必要です。
Windows 10 (64bit), もしくはmacOS Mojave/Catalina (Intel) のPCをご用意ください。 (現時点では、M1 MacにおいてのmidiglueEditorの動作確認はできておりません。)
Downloadページ からお使いのOSに対応したmidiglue Editorをダウンロードし、手順に従ってインストールを行ってください。
(Full Speed) USBアイソレータ (Optional)¶
midiglueをPCと接続した状態でCV/GATE、DINSyncで別の機器を接続した場合などに、機器のグラウンドループが発生することがあります。
グラウンドループが発生するとCVのハムノイズが増加する、あるいはmidiglueやその他の接続した機器が予期せぬ誤動作を起こす原因となります。
PCを含む機材セットでグラウンドループが発生する場合、市販の (Full Speed) USBアイソレータをPCとmidiglueの間に接続することが効果的な場合があります。
本体の機能¶
セットアップ¶
本体を電源に接続する¶
本体奥のUSB Micro Type-Bポートと、PCやUSB充電器等をUSBケーブルで接続してください。
midiglueはバッテリーで動作します。開封後は充電が必要です。
電源を入れる・切る¶
本体奥電源ボタンを数秒長押しします。メインLEDとディスプレイが点灯し、midiglueが起動します。 同じく本体奥電源ボタンを数秒長押しすると電源を切ることができます。
このまま、最初に書き込まれているアプリケーションで遊ぶこともできますが、midiglueを安全に使用するため、次のセットアップを行ってください。
microSDカードを挿入する¶
本体奥にmicroSDカードスロットがあります。空のカードを挿入してください。
microSDカードを初期化する¶
microSDカードをmidiglue用に初期化します。
System(Button) > Settings > Format SD
から初期化してください。
初期化中はSDカードを抜いたり、midiglueの電源を切ったりしないでください。
SDカードの初期化に失敗した場合
SDカードの初期化に失敗した場合、そのまま電源を入れ直さないでください。 お使いのSDカードとの相性問題が疑われます。 壊れたSDカードが挿入された状態で電源を入れ直してしまうと、起動時にmidiglueは致命的エラーモードに移行することがあります。
問題の発生を避けるため、SDカードを抜いた状態で再起動して再度初期化を試みるか、他のSDカードを利用されることを推奨します。 もしmidiglueが致命的エラーモードになってしまった場合は、ファクトリーリセットを行ってmidiglueを回復できます。
microSDカードのセットアップを行う¶
- midiglueの電源が入っている状態で、USBケーブルを使ってmidiglueと接続します。
- midiglue Editorを開き、
(Menu) > Setup SDcard
を実行します。 - 同じく
(Menu) > Transfer Presets
を実行します。 - ケーブルを接続したまましばらくお待ちください。midiglueが自動的に再起動します。
midiglueとの接続に失敗したら
midiglueとの接続に失敗する場合、USBケーブルが断線していたり、充電専用のものを使っていないか確かめてみてください。 また、midiglueを再起動すると、状況が改善する可能性があります。
初期アプリケーションで遊ぶ¶
工場出荷状態のmidiglueには、無加工のMIDIブロードキャストやCV/Gate変換を行うアプリケーション "midiglue" が予め書き込まれています。
操作方法についてはプリセット - midiglueを参照してください。
MIDIからモジュラーシンセを鳴らしたり、USB接続のキーボードから別のハードウェア音源をトリガーしたりしてみましょう!
PCと接続すれば、UM-ONEのような普通の外付けMIDIインターフェースとして使うこともできます。
Note
midiglueを使えば、セルフループバックを簡単に作ることができてしまいます。たくさんのMIDI機器を繋ぐ場合は、無限ループ経路を作り込まないようご注意ください!
アプリケーションの切り替え¶
midiglueでは、様々なアプリケーションを切り替えて使うことができます。 プリセットの一覧や操作方法については、プリセット一覧から確認することができます。
- Systemボタンを押して、システム画面に移動します。
- Aボタンを押して、アプリ選択画面に移動します。
- Rツマミを回して切り替えたいアプリを選択し、Aボタンを押します。
- midiglueは、microSDカードからプログラムを読み込んで動作を切り替えます。 LEDの点滅が終わってアプリが切り替わるまで、microSDカードを絶対に抜かないでください。